“破産”音楽専科社が謝罪 声優専門誌最新11月号は遅れて発売決定

[ 2016年10月7日 15:25 ]

 事業を停止し、自己破産申請の準備に入った音楽専科社(東京都新宿区)が刊行するアニメ声優専門の情報誌「Pick―up Voice」11月号が今月8日から発売されることになった。7日、編集部公式ツイッターが発表した。

 公式サイトによると、11月号は人気声優・宮野真守を特集。当初は9月26日に発売される予定だった。

 「この度は関係者および、読書の皆さまに多大なるご迷惑をお掛けして誠に申し訳ございませでした。心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「発売が遅れております『Pick―up Voice』11月号ですが、全国のアニメイトさんで販売させていただけることになりました。首都圏は8(日)から、他の地域は順次発売となります」(原文ママ)と報告した。

 帝国データバンクによると、事業停止は9月20日付で負債は約4億円の見込み。同社は1966年11月に設立され、以前は洋楽専門誌を出版していた。近年はアニメ声優専門の情報誌「Pick―up Voice」、ビジュアル系音楽誌「SHOXX」などを刊行していた。

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2016年10月7日のニュース