島崎和歌子 25周年オールスター感謝祭と“心中宣言”「一緒に死ぬ」

[ 2016年10月7日 10:00 ]

笑顔でインタビューに答える島崎和歌子
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 10月8日の放送で25周年を迎えるTBS「オールスター感謝祭」(後6・30)。1991年の第1回から司会を務める島崎和歌子(43)は「おかげさまで(25年)。番組で得たものは大き過ぎますね」と25年を振り返った。

 島田紳助さん(60)とともに初めて司会を務めた時はまだ18歳。周囲は有名な芸能人ばかりでプレッシャーもあったかと思いきや、今の方が逆に怖さを感じるという。

 「怖いものを知らない若さってすごいですね。今は『あれやっちゃだめ、これやっちゃだめ』、大人の対応が自分の中でできているから。番組自体が終わってしまう怖さもあるじゃないですか。この1回で変わるかもしれないというプレッシャーはありますね」

 司会の醍醐味は旬の芸能人に会えること。「なかなかお目にかかれない方に会えるのがうれしいですね。(俳優が)楽しんでいるところやマラソンを応援している姿を見ると、『ああ、いい人たちだなあ』と。絶対ドラマ見ようって思いますよ」。視聴者以上に「感謝祭」の番宣効果を受けていることを明かした。

 25年も番組が続いているとなると、今では番組スタート以降に生まれたスタッフもいる。島崎は「感謝祭のお母さん」的存在では、と指摘すると「やめなさいよ」と即座にツッコミ。「若い子に『おばちゃんはね、あなたが産まれた頃にはね』って不思議な感覚」と感慨深そうに話しつつ、「お母さんになりたいわよ」と愚痴った。

 かつて「テレビを見ている人がリアルタイムでクイズに参加できたらいいね」と語り合っていた夢が、今ではデータ放送で実現。「クイズ参加しただけでお金(旅行券)もらえるって凄くないですか?雑な言い方ですけど」と笑った。番組に出続けてきて得たものは信頼。「同じ芸能人同士でもすごく信用してもらえるようになって。信頼してもらえるのはこの番組があったからだと思いますね。感謝ですね」と振り返る。

 番組が始まった頃は25年も続くとは「全然思わなかった」ものの、毎年春と秋の2回、欠かさず続けてきた。「2年前くらいにスペシャルゲストで黒柳徹子さんが参加してくださって。80歳になっても全然やれるじゃないですか。私もこうなればいいんだ」とまだ数十年は続ける意欲も垣間見せる。

 次の節目は5年後の30周年。「東京五輪の次の年でしょ?あっという間だからおそろしいね。自分も現役で頑張っていたらいいなと思いますね」としみじみ。さらに「私、感謝祭と一緒に死ぬ。どうせ人間死ぬでしょ。一緒に番組と終わります」と番組愛にあふれる心中宣言まで飛び出した。

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2016年10月7日のニュース