風間俊介 なり切るために「普段の風間は捨てている」

[ 2016年7月22日 18:31 ]

 累計6800万本以上を出荷した人気ゲームの世界観を舞台化した「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」が22日、さいたまスーパーアリーナで開幕。主演の松浦司(28)をはじめ風間俊介(33)、中川翔子(31)ら出演者が、プレビュー公演後に会見した。

 360度から見られるステージに映像を融合させたライブアクション。オーディションで約700倍の難関を勝ち抜き、主人公の勇者に抜てきされた松浦は「たくさん稽古を積んできて、皆の心がひとつになった素晴らしいショーになった。これから伝説が始まると思うと、ワクワク、ドキドキが止まりません」と意気込みを語った。

 風間は、「ソフトを買って家に帰る途中だったのものが、いよいよ電源を入れて始まる感じ」とゲームのファンならではの表現で意欲。ゲームのパート3に登場する戦士テリーという役どころで、「ずっと知っているキャラクターなので、役づくりが必要なかった。歴史上の人物をイメージするように、すんなりと入っていけた不思議な感覚でした」と自信のほどをうかがわせた。

 ジャニーズJr.時代はバックダンサーとしてアリーナ公演を経験しているが、「遠い昔のことなんで、冒険のセーブは消しちゃっています。1からつくる気持ちです」と苦笑い。そして、「風間はテリーじゃないだろうと思う人もいるはず。今回、普段の風間は捨てているので、格好いいと思っていただけたら」と決意をにじませた。

 同じくゲームの大ファンを自任する中川は、「去年まで引きこもっていた私が、今年は武闘派になりました。ゲームを遊び直し、トレーニングをして、独り暮らしも始め料理が好きになって女子力も上がりました。真っ裸で筋トレもしているので、おじさん力も上がりました」と満面の笑み。32歳で早逝した父で歌手の中川勝彦さんとの思い出も披露し、「父とドラクエについて話したことが思い出として残っている。親子の物語でもあるので、見せたかったなあ」と思いをはせていた。

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2016年7月22日のニュース