菅野美穂 4年ぶりドラマ主演、苦悩する2人の子供を持つ主婦役

[ 2016年7月22日 05:30 ]

10月ドラマで4年ぶりの主演を務める菅野美穂

 女優の菅野美穂(38)が10月のTBS系連続ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」(金曜後10・00)で、4年ぶりのドラマ主演を務めることになった。

 憧れのタワーマンションに引っ越してきた2人の子供を持つ主婦・高野亜紀役。菅野は同じく10月スタートのNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」でもヒロインの母親役に決定しており、今年の終盤は、朝も夜も母性愛にあふれる菅野が見られることになる。

 「砂の塔…」は、主人公が連続誘拐事件に巻き込まれるサスペンス。タワーマンションを舞台に、高層階と低層階の住人たちが持つ“フロア格差”の意識を赤裸々に描くなど、登場人物の心の闇が浮き彫りになるのも見どころのひとつ。菅野は「外見はすてきなマンションの中で、追い込まれていく人間の滑稽な様子が凄く面白くて引き込まれました。この先どうなっていくのだろう?と私自身も楽しみにしています」と、スリリングなストーリーに早くもはまっている。

 プライベートでは昨年8月、夫で俳優の堺雅人(42)との間に長男をもうけた。今回の役柄についても「自分も子供を持ち、共感できる部分を探しながら演じていきたい」と話すなど、母性を女優として表現することを楽しみにしている様子だ。

 2013年4月に結婚してからは、仕事も少しセーブしていた菅野。番組の高橋正尚プロデューサーは「菅野さんが満を持して復帰する舞台として、歴史に残るようなスケールの大きい作品にしたい」と意気込んでいる。

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2016年7月22日のニュース