“元マルサの女”山村紅葉が舛添氏を斬る「私的流用なら所得税納付を」

[ 2016年6月4日 13:31 ]

山村紅葉

 女優の山村紅葉(55)が4日放送の読売テレビ「特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル」(土曜前11・55)に出演し、元国税調査官として、政治資金の私的流用疑惑が指摘されている東京都の舛添要一知事(67)について言及。「私的な流用ならば所得税の納付をお忘れなく」とチクリとやった。

 番組では、舛添氏が都内の喫茶店でコーヒー45杯分にあたる1万8000円の領収書を切り政治資金として支出したことをはじめ、数々の私的流用疑惑について特集。山村は、大学卒業後に大阪国税局に勤務し、国税調査官として働いていたという立場から疑惑について独自の見解を披露した。

 喫茶店のオーナーが「舛添さんは店に来たことがない」「誰かが800円の領収書に1と0を付け足した」とコメントしていることに触れ、弁護士が「領収書を偽造した可能性もある」と説明。続けて山村は「もしもコーヒーを飲んでいたとしても、仕事上のものではないなら、あるいは、ほかにも家族で宿泊したとか私的なものだとすると、これは報酬になるので税金がかかってくる」と指摘。「流用していたなら、所得税の納付をお忘れなく」と毅然と話した。

 ザル法とも言われている政治資金規正法。山村は「この規正法自体を変えないことには」と問題提起したが、それでも「この法律を作ったのは政治家だから、変えられないと思います」と最後はあきらめにも似た表情で答えていた。

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2016年6月4日のニュース