高畑充希は見出しの宝庫 「言葉が好き」読書で培った引き出し

[ 2016年4月12日 10:20 ]

「とと姉ちゃん」のヒロインを務める高畑充希

 女優・高畑充希(24)がブレークした。厳しいオーディションを勝ち抜いて芸能界入りし、ミュージカルスターの道を歩み始めてから約10年。現在はNHK朝ドラのヒロインとして超多忙な毎日を過ごしている。日本全国の視聴者らの心に響く魅力の源は何なのか。かつて「文学少女」だったその素顔に迫った。

 「いつも自分がしゃべったことをあまり覚えてないんです。後で記事を読んで“私、こんなこと言ったんだ!?”と思います」と笑う。

 新聞の見出しになるような面白い言葉をよく口にする人だ。主演するNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の出演者発表で唐沢寿明(52)らイケメン俳優に囲まれ「逆ハーレムです」と歓喜。大ファンの歌手・宇多田ヒカル(33)がこのドラマの主題歌を担当することが決まった時には「顎が外れるかと思った」と驚いた。「逆ハーレム」も「顎が外れる」も若い女性がめったに使わない言葉で、ボキャブラリーの豊富さがうかがえた。

 「言葉が好きですね。高校を出るくらいまで、たくさん本を読んでいたんです。自分の感情を言葉にする時、いっぱい引き出しを開けてみるじゃないですか。小さい頃からの読書のおかげで、その引き出しの数がだいぶ増えました。だから、自分の感情を言葉にできないということは少ないかもしれません」と話す。

 小学生の頃、欲しかった誕生日プレゼントは図書カードだった。それで講談社が刊行する児童向け小説レーベル「青い鳥文庫」の作品などを次から次へと買って読みふけった。

 物心ついてからは山田詠美さん(57)の小説「僕は勉強ができない」に感銘を受けた。主人公の男子高校生の少し複雑で伸びやかな個性が多くの読者の共感を得ている作品で、成人後の今も自宅の本棚に置かれているという。

 「割と面倒くさい感じの小説が好きです。山田詠美さんは女っぽいところがいい。今は外の人と関わる楽しさを覚えて遊びに出かけますけど、昔は自分の中に世界をつくって入り込んでいたんです。学生の頃は、話し言葉じゃなくて書き言葉でしゃべるから、友達から“面倒くさい”と言われて恥ずかしい思いもしました」と打ち明ける。

 これまで読んだ本は小説を中心に1000冊超。豊富な読書量が、多くの人々の心によく響く豊かな感性を育てた。

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