福山も苦戦スタート 月9「ラヴソング」初回視聴率は10・6%

[ 2016年4月12日 09:25 ]

フジテレビ月9「ラヴソング」の主演を務める福山雅治

 歌手で俳優の福山雅治(47)が3年ぶりにフジテレビの看板枠「月9」の主演を務める「ラヴソング」(月曜後9・00)が11日に30分拡大でスタートし、初回の平均視聴率は10・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが12日、分かった。

 裏番組の日本テレビ「月曜から夜ふかしSP」(後9・00)の15・3%、テレビ朝日「Qさま!!春の豪華SP」(後8・28)の11・8%を下回り、リアルタイムの世帯視聴率としては苦しい船出となった。

 最近の月9初回視聴率は今年1月期「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」が11・6%、昨年10月期「5→9~私に恋したお坊さん~」が12・9%、昨年7月期「恋仲」が9・8%。

 初回は隠されていたキャラクター設定が明らかになり、今後の展開に期待。インターネット上でも「泣けた」など好評の声が相次いだだけに、巻き返しが注目される。

 ヒロインは演技未経験の歌手・藤原さくら(20)。夢破れた元プロミュージシャン・神代広平(福山)と対人関係が苦手な孤独な女性・佐野さくら(藤原)が出会い、音楽を通じて心を通わす感動のヒューマン&ラブストーリー。

 福山の月9主演は2013年4月クールの「ガリレオ」第2シーズン以来。西谷弘監督をはじめ「ガリレオ」のスタッフが再び集まった。脚本は2014年に「隣のレジの梅木さん」で第26回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞した倉光泰子氏が担当。

 初回は、独身で定住はせず、持ち前のルックスを生かして女性の家を転々とする生活をしている神代(福山)は、この日も潮時と感じた女性に別れを告げ、少ない荷物とギターケースを担いでいた。かつてプロのミュージシャンとして活躍していた神代は、大型車販売店の企業カウンセラーとして働いていた。一方、同じ販売店の整備工場に勤めるさくら(藤原)は同僚とうまくコミュニケーションが取れず、上司の滝川(木下ほうか)にいつも注意されていた…という展開だった。

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