「ごきげんよう」最終回 小堺 涙なく昼の顔31年に幕「長いドッキリが終わる」

[ 2016年3月31日 13:20 ]

「ライオンのごきげんよう」最終回を迎えた小堺一機(C)フジテレビ

 タレントの小堺一機(60)が司会を務めるフジテレビ「ライオンのごきげんよう」(月~金曜後0・55)が、31日の生放送で最終回を迎えた。この日はゲストが登場せず、小堺が“一人喋り”で番組を進行。巧みな話術で最後の放送を締めくくった。

 小堺は最後のあいさつで「最初ドッキリと思って始まったこの番組が31年も続きました。今日で長いドッキリが終わります」と語り、「充実した31年と半年でした。ありがとうございました」と感謝した。涙はなかった。

 1984年に前身番組「ライオンのいただきます」がスタート。91年に「ライオンのごきげんよう」にリニューアルされ、小堺は31年にわたり、お昼の顔として親しまれた。

 通常は小堺とゲストがトークを展開するが、最終回は小堺による“一人喋り”。自らサイコロを振り、時折、故勝新太郎さんらのモノマネを交えながら同番組の「忘れられない話」などを語った。

 「ライオンのいただきます」のスタートが決定した当時、小堺は28歳。「ドッキリだと思った。『いいとも』の後に番組をやらせてもらえる訳がないと思っていた」と振り返った。

 番組の通算放送回数は7847回で、これまで出演したゲストは1万9000人以上。ゲストがサイコロを振った回数は19459回を数えた。「この番組で一番凄いと感じたのは、どこへ行っても“はじめまして”と言わなくなったこと。どの方にも(ごきげんようで)お会いしてるんです」と明るく語り、「これからも頑張ります!」と今後の活躍を宣言した。

 

 

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