桂文枝 上方落語協会会長8期目へ 5月の理事会で選任

[ 2016年3月31日 15:38 ]

 上方落語協会の次期会長を選ぶ総会が31日、大阪市内の天満天神繁昌亭で開かれ、最多得票を得た現会長の桂文枝(72)が候補者として選ばれた。候補者は1人だけのため、再選が事実上決定。5月に行われる総会、理事会での承認を経て正式に決まる。

 会は非公開で実施。協会によると、会員253人全員に選挙権が与えられ、立候補制ではなく、各会員が意中の人物の名前を記入する方法がとられた。文枝の会長職は三枝時代の2003年に15年ぶりに実施された選挙で選ばれて以来、これで8期連続。任期は2年。文枝はこの日、仕事のため出席できず、結果は電話で伝える予定という。

 誰に何票入ったかなど具体的な数字は明らかにされていない。文枝は演歌歌手の紫艶(38)と20年にわたる不倫疑惑の渦中にあるが、関係者によると総会でそのことに関連する異論などは「特になかった」という。

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2016年3月31日のニュース