元キンコメ今野に激励賞…言いたかった「捕まったのは僕じゃない」

[ 2016年2月29日 06:00 ]

 元お笑いコンビ「キングオブコメディ」の今野浩喜(37)が28日、「第25回東京スポーツ映画大賞」授賞式に出席。「ビートたけしのエンターテインメント賞」激励賞に輝いた。

 昨年、相方だった高橋健一被告(44)が高校から女子生徒の制服などを盗んだとして、窃盗などの疑いで逮捕され、コンビは解散。審査委員長のビートたけし(69)は「これからだったのにな~」とねぎらいの言葉をかけ、キンコメのネタが好きだったことを告白。今野が「なんで知ってるんですか?」と驚きの声をあげる一幕も。「若手はいつもチェックしている」と語り、「いい腕を持っているんで、あなたはこれにめげることなくお笑いの世界でがんばるべき」とエールを送った。

 また今野は「仕事という理由で(出席を)断ればよかったんですが、来ようと思ったのは言いたいことがあったから」と切り出し、「こういうことになると、捕まったのは僕の方だと思う人が多い。人は顔で判断する。僕じゃありません!」と語り、会場の笑いを誘った。

 そして役者としても活躍していることもあり、「どんな役でもやります!」と北野映画出演を直談判。すると司会を務めたガダルカナル・タカ(59)から「女子高に忍びこむ役とか」と悪ノリされると「やりません!」と即答。たけしは「私(の脚本)は盗むものはサドルに変えます」と提案すると「サドルなら…やります」としぶしぶ納得していた。

 今野が降壇した後も、たけしは「コンビっていうのは難しくてね…」としみじみ語り、「一人になってしまったけど、いい方に展開していくように頑張っていって欲しい」と願っていた。また話題賞には上西小百合衆議院議員と秘書が受賞。授賞式には2人そろって出席し、会場の笑いを誘った。

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2016年2月29日のニュース