大阪3局の「ワイドFM大使」がPR、「きれいな音質楽しんで」

[ 2016年2月29日 20:19 ]

「ワイドFM大使」の(左から)玉巻映美、藤川貴央、乾麻梨子の各アナウンサー

 「ワイドFM大使」を務めるMBSの玉巻映美(23)、ABCの乾麻梨子(32)、OBCの藤川貴央(28)の各アナウンサーが29日、大阪市北区のスポーツニッポン新聞社を訪れ、3月19日から本放送を開始する「ワイドFM」のPRをした。

 入社1年目で大役に抜てきされたMBSの玉巻アナは「浅越ゴエさんとラジオ番組をやらせていただき、この半年で“ラジオってこんなに楽しいんだ”ということを発見しました」と力を込めた。また、自身初のラジオ深夜番組「よなよな…」のパーソナリティーを務める乾アナは「FMは若い方が聞いているイメージがあるので、その若い方が“AMって面白いね”と思っていただける機会になれば」と期待した。

 藤川アナは「ステレオ放送で、きれいな音質を楽しんでいただきたい」とワイドFMの“聞きどころ”をアピール。2013年までの福島テレビ勤務時代に経験した11年3月11日の東日本大震災で“ラジオの持つ力”も実感しており、「防災の観点からも、ラジオには“あしたも生きていく”という風な情報がたくさん入っていた。いろんなチャンネルで楽しんでいただければ」と訴えた。

 ワイドFMとは、AMラジオの放送がビルなどの影響で聞こえにくくなっている都市型難聴の対策として、AMラジオの放送と同じ内容をFMの電波を使って放送するもの。29日付でMBS、ABC、OBCの在阪AM民放ラジオ局にワイドFM本放送の免許が総務省から付与された。ワイドFMの本放送開始は、昨年9月に名古屋、12月に東京で先行しており、関西地区では、この3社が初めてとなる。

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2016年2月29日のニュース