テレ朝社長「報ステ」降板の古舘氏に感謝 4月以降テレ朝出演はなし

[ 2016年2月23日 14:45 ]

古舘伊知郎キャスター

 テレビ朝日の吉田慎一社長(66)が23日、東京・六本木の同局で定例会見を開き、4月からメーンキャスターが古舘伊知郎氏(61)から富川悠太アナウンサー(39)に交代する報道番組「報道ステーション」について言及。古舘キャスターに感謝した。

 2004年4月の放送スタート以来、26日に放送3000回を迎える同番組。平均視聴率13・1%(22日時点、ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調をキープしている。

 吉田社長は「12年間、古舘さんに報道ステーションという看板をやっていただいた。我が社の不動の看板番組。大変にお世話になった」と感謝しつつ「古舘さんの希望で3月いっぱいでということになった」と古舘キャスターからの意向での降板であったことを説明した。

 新たにキャスターに就任する富川アナウンサーについては「そういう機会でもあるので、若い、行動的なキャスターに変えて、より躍動的な若々しい風を吹き込んだ放送にしてほしい。富川アナウンサーは1年のうち、100カ所ぐらいの場所にいるぐらい、類まれな現場主義者。我々の期待に応えてくれると思っている」と期待を口にした。

 古舘キャスターの4月以降の同局番組への出演予定については「聞いておりません」とした。

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2016年2月23日のニュース