文枝 離婚も覚悟 自虐「独居老人として老後を落語と向き合い…」

[ 2016年2月23日 08:00 ]

「創作落語の会」の記者会見で“不倫騒動”について改めて謝罪する桂文枝

 演歌歌手・紫艶(38)との20年間の不倫愛を写真誌「フライデー」で報じられた落語家の桂文枝(72)が22日、大阪市内で「創作落語の会」(3月4日、4月1日、6月29日、大阪・天満天神繁昌亭)の開催会見に出席。真由美夫人から切り出されれば、離婚も覚悟していることを明かした。

 NHKの大河ドラマ「真田丸」で演じる千利休役のために左右を短く刈り上げたヘアスタイルで姿を見せた文枝は冒頭、「落語会の記者会見でこんなにたくさん来ていただいたのは初めて」とコメント。続けて「でも、創作落語の会を35歳で始めて、今回(4月1日)で100回目のおめでたい記者会見がこういうことになり、本当に申し訳ありません」とわびた。

 質疑応答はなかったが自分から触れる形で騒動について言及。不倫という言葉は使わなかったが「私が浅はかだった」「全て身から出たサビ」「10何年か前にしたことが今になってこういうことになって」などと自身を責める言葉を並べた。

 現在の家族の置かれている状況についても明かし「特に迷惑をかけてしまった。正直、家庭の危機を迎えてるのが現実」とうなだれた。知人からの連絡で騒動を知った夫人から「歯医者にも、銀行にも行かれへん」と苦言を呈され、自身も行きつけの喫茶店にも行けない状態という。

 1972年に結婚した夫人に対し、前日に都内で取材に応じた際も「裏切ることになって…」と悔やんでいたが、この日も神妙な面持ちで「そういうこと(離婚)を言ってきたら仕方ないなと。まさか72歳でこんなことになって…」。さらに「独居老人として老後を落語と向き合い、送っていきたいと思う」と自虐的な言葉も口から漏れた。

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2016年2月23日のニュース