清水寺に「スター・ウォーズ」屏風 “今年の漢字”森貫主筆「覚醒」も

[ 2015年12月1日 06:50 ]

清水寺でお披露目された「スター・ウォーズ」登場キャラクターを描いた屏風(右)と森貫主が記した「覚醒」の書

 18日に映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が公開されることと琳派誕生400年を記念して、琳派を代表する俵屋宗達の「風神雷神図屏風(びょうぶ)」をモチーフに、映画の登場キャラクターを描いた屏風が30日、京都市東山区の清水寺でお披露目された。

 8~15日に同寺の経堂で展示予定。画家山本太郎さん(41)が制作。それぞれ縦約1.7メートル、横約1.5メートルで、ヒロインのレイを風神に、悪役のカイロ・レンを雷神に見立てた。武器のライトセーバーを持つなど、迫力のある仕上がりとなっている。

 山本さんは「キャラクターの魅力を引き出すのが難しかった。現代を生きる画家として琳派継承の一助となればうれしい」と話した。

 また毎年、「今年の漢字」を記す同寺の森清範貫主が、力強い字体で「覚醒」と記した書も公開された。

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2015年12月1日のニュース