仏でも水木さん追悼記事 リベラシオン紙「近代漫画確立の父」

[ 2015年12月1日 05:30 ]

水木しげるさん死去

 日本の多くの漫画が翻訳されているフランスでは、リベラシオン紙(電子版)が30日、水木さんを「近代漫画確立の父」の一人だとして追悼記事を掲載した。

 同国西部アングレームで開催された国際漫画フェスティバルで07年、水木さんの「のんのんばあとオレ」は最優秀作品賞を受賞。「ゲゲゲの鬼太郎」など多くの作品がフランス語に翻訳されている。

 共同電によると同紙は「水木作品に登場する謎の多い神秘的な妖怪はときにいたずら好きで、ときに悪意に満ちたキャラクター。日本の民間伝承に根差している」と紹介した。

続きを表示

2015年12月1日のニュース