神田うの 元ベビーシッターからいまだ直接謝罪なし…娘に慰められる

[ 2015年12月1日 13:29 ]

ブライダルブランド「シェーナ・ドゥーノ」新作発表会で取材に応じた神田うの

 タレントの神田うの(40)が1日、都内で行われたデザイナーを務めるウエディングドレスブランド「シェーナ・ドゥーノ」の新作発表会で登壇。元ベビーシッターの女性がうのの自宅からバッグなど約1320万円相当を盗んだとして窃盗罪に問われていた裁判が結審したことについて、コメントした。

 控訴審の直前に元ベビーシッターが約1140万円を被害弁償に備えて法務局に供託。東京高裁は10月19日、懲役2年4月の実刑とした東京地裁判決を破棄し、懲役2年4月、執行猶予4年で言い渡し、結審した形。うのは「(裁判は)去年からやってますからね、私の中では今は乗り越えて、人生こんな辛いことがあるんだなと感じ。ただ、モノが取られたというだけじゃなくて、すごく信頼していた方だったので、私が接していた時間はすべてが幻だったのかなって、人間不信になった。そういう経験は今までにはなかったですから、本当に勉強になった」と長かった闘いを振り返った。

 元ベビーシッターからの直接の謝罪は「残念ながらないです。裁判の場所では『申し訳ありませんでした』ということを言っていたみたいですけど。ご連絡ありません」と加害者からの謝罪がいまだないことを明かした。判決の直前に供託したことにも「返せないって言っていたのに、いきなりどこからそんなお金をもってきたのか。変なことに巻き込まれるのはイヤですし、ちゃんと(出どころを)出してくれないとイヤだと断った」と不信感から一時は受け入れを拒否したというが「(受け取りは)したみたいです。あちらが放棄をすると、私が受け取ってなくても払った形にはなるみたいで…。いまだにどこからきたのか、教えてくださいって…教えていただけないので」と話した。

 6月の前回発表会では週刊誌で問題が発覚した直後だったこともあり、うのは「娘が一番懐いていたシッターさんだった。このことで(娘は)自分を責めてるんですよ」と涙ながらに愛娘への影響を気にする発言をしていた。現在もベビーシッターを利用しているとはいうが、「学校にも行っているのでそんなに必要はないので、今はほとんどお願いしてないですけど、お願いするときは2人にしています」と利用の仕方に変化があることを明かしたうの。「(娘も)いまはもう分かってます。あれだけテレビでやってますからね、何となく分かってます。ママのバッグとか持って行っちゃったらダメだねって言ってたり、私を頭をなでて、慰めるんですよ。本人も突撃されて出てましたしね。大人の話を聞いているんでしょうね」と話した。

 最後に、何か言いたいことは?と問われるも「何にもないです」とキッパリ。「もう終わったことなので、私の中では前を向いて歩いています」と前を向いていた。

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