鴈治郎の口上に拍手喝采 南座「吉例顔見世興行」開幕

[ 2015年12月1日 08:25 ]

京都南座の顔見世興行初日で襲名あいさつした四代目中村鴈治郎

 京都の師走を彩る「吉例顔見世興行」が30日、南座で開幕し1月から各地で襲名披露を行ってきた四代目中村鴈治郎(56)はじめ、市川海老蔵(37)片岡愛之助(43)らが「口上」を披露した。

 鴈治郎は「初代以来の鴈治郎の名をはずかしめませぬよう、生涯芸道に精進する覚悟」などとあいさつ。満員の客席から割れんばかりの拍手を浴びた。愛之助も「小学生のころからかわいがっていただき、大人になった今でもかわいがっていただいています」と感謝。海老蔵は「夜の街ではどこでもお兄様(鴈治郎)の笑い声がしますのに、数日前お電話したところホテルにいらっしゃいました。これは事件です。それだけ襲名に熱意を注がれている」と笑いを誘っていた。

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2015年12月1日のニュース