小泉孝太郎が“究極のＫＹ”刑事役“男勝り”松下由樹とタッグ

「警視庁ゼロ係～生活安全課なんでも相談室～」で主演を務める小泉孝太郎

　俳優の小泉孝太郎（３７）が“究極のＫＹ”刑事役で刑事もの連続ドラマに初主演する。来年１月にスタートするテレビ東京「警視庁ゼロ係～生活安全課なんでも相談室～」（金曜後８・００）で主役・小早川冬彦役を務める。

　捜査一課の刑事や華麗なエリート役の多かった小泉が、マイペースで何を考えているかわからない変人というこれまでのイメージを覆す役に挑戦。小泉とタッグを組むのは女優・松下由樹（４７）。男勝りで口の悪いベテラン女性刑事・寺田寅三を演じる。

　作家・冨樫倫太郎氏の「生活安全課０係　ファイヤーボール」が原作。究極のＫＹと男勝りの２人が所属するのは「なんでも相談室」で、過去に問題を起こした人物やお払い箱になった人間ばかりいる部署。「ゼロはいくつかかけてもゼロ」、通称「ゼロ係」とバカにされているが、そんなゼロ係が事件をさっそうと解決していくというストーリーだ。

　他にも手塚とおる（５３）、石丸謙二郎（６２）、寺島進（５２）、大杉漣（６４）ら実力派俳優が脇を固め、加藤茶（７２）の出演も決まっている。

　小泉は「今まで僕が演じてきた精悍（せいかん）な刑事とは全然違うんです。ＫＹで、オタク気質もあり、ちょっと間が悪かったり。でも事件解決に結びつく事には鋭さを持っている。そんな独特なリズムを持つ変な男の役という今までやったことないタイプの役なので、すごく楽しみです」とこれまでにない役へ意気込んだ。