田辺誠一 今年は漢字1文字で「変」司会業に文筆家「大きな変化の年」

[ 2015年11月23日 13:25 ]

出版記念イベントを行った田辺誠一

 俳優の田辺誠一(46)が23日、最新著書「田辺誠一さんがお答え!ゆるめの人生相談。」(主婦の友社)の出版記念イベントを都内の書店で行った。

 女性ファッション誌「mina」の今年4月号から始めた同タイトルの連載に、新たな相談を書き加え単行本化。田辺は「若い女性向けですから、お話をいただいた時はちょっとビックリしましたね。恋愛事の相談が多いので、そこは遠ざかっているから若い頃を思い出しながら。もしかしたら解決できるかも、できたら棚ボタだなというくらいの気持ちで書きました」と照れながら語った。

 それでも、連載に当たっては「ちょっと足した方がいい」とオリジナルのキャラクター「みーにゃ」をイラストで添えるなど画伯としての本領も発揮。スポーツキャスターの松岡修造氏の熱血イメージとは対照的だが「方向は同じ応援する系なんですが、アプローチが対極。僕は全く汗をかかず、ゆるーく応援しています」と語った。

 「いい夫婦の日」だった前日22日は長野で仕事だったが、帰宅後に妻で女優の大塚寧々(47)とワインで乾杯したという。そして「何でも共有することが大事かな。楽しいことは倍になるし、つらいことは半分になる。海外旅行に行って素晴らしい景色を見ても、1人じゃもったいないですよね」と夫婦円満の秘けつも明かした。

 今年はイラストレーターとして注目を浴び、バラエティー番組の司会にも初挑戦。今回で文筆家の顔も加わり、1年を漢字1文字で「変」と表現。「去年の今頃はこうなるとは全く思っていなかった。大きな変化の年でした」と振り返った。

 来年に向けては「役者として新しいものに挑戦していきたい。ほかのことは想像できないので流れに身を任せようかな」と自然体を強調。その上で、現在の悩みを聞かれると「セリフ覚えが年々ゆるくなっている。どうしたらいいんでしょう」とこぼしていた。

続きを表示

この記事のフォト

2015年11月23日のニュース