普段と違った一面見られる映画祭の授賞式 最も笑いを誘ったのは…

[ 2015年11月23日 10:00 ]

TAMA映画賞授賞式に出席した広瀬すず(左)と綾瀬はるか

 師走を目前にし、コートが必要になってきた。この寒さを感じる頃が、映画界では映画賞の季節の始まりだ。12月から来年2月頃まで、様々な授賞式が開かれる。21日に早くも、東京都多摩市で「第7回TAMA映画賞」の授賞式が開かれた。

 授賞式では、今年公開された様々な映画を撮った監督やスタッフ、出演者が集う。久しぶりに共演者に会って盛り上がっていたり「この人たちって気さくに話す関係なの?」と気付かされたりと、普段の映画の舞台あいさつや会見とは違った一面が見られる。

 この日も最優秀女優賞を受賞した綾瀬はるか(30)が再会を喜んだ。4姉妹の日常を描いた主演作「海街diary」で共演し、最優秀新進女優賞を受賞した広瀬すず(17)に会い「4姉妹の末っ子にも会えた」と顔をほころばせた。広瀬も「お姉ちゃんたちと共演できて、うれしかった」とキュートに笑った。

 登壇者の中で最も笑いを誘ったのは、俳優の中島歩(27)だった。昨年のNHK連続テレビ小説「花子とアン」で、仲間由紀恵演じる柳原白蓮と駆け落ちする大学生を演じ、脚光を浴びた俳優だ。主演作「グッド・ストライプス」で最優秀新進男優賞を受賞したのだが、ステージ上で独特な雰囲気を出していた。

 あいさつの冒頭「テレビで見たことある方々や、憧れの方と一緒に登壇することができてうれしい」と言って場を和ませた。「グッド…」では優柔不断でなよっとした雰囲気の男を演じていたが、ボソボソと話す姿を見て、ピッタリの役どころだったと再確認した。

 司会者は受賞者へのインタビューの最後を「今後の映画の予定や抱負をお願いします」という質問で終えていた。中島にも同じ質問がされたが「これ以降の映画の予定はないです」と一言。さらに「この場をお借りして、どなたか僕を映画に使ってください」と直訴した。受賞者席に座る広瀬や杉咲花(18)も、観客も大笑いした。

 この後に登場した綾瀬も、大きな笑いを誘った。「海街…」は最優秀作品賞に選ばれ、手掛けた是枝裕和監督が登壇。綾瀬も監督の横に立った。司会者から「是枝監督はどんな方でした?」と聞かれ「う~ん、どういう人か分かりません!」と答えて笑いを誘う。その後「目が鋭いんだけど穏やかで、現場には良い緊張感がある。演じていると意識はなくて、自然と撮られているという意識で臨んでいました」と真意を説明した。天然キャラと落ち着いた真面目キャラ、その両方が混在する綾瀬の魅力をあらためて感じた。

 約2時間にわたる同映画賞の取材を終え、会場のパルテノン多摩を出るとめっきり冷え込んでいた。ジャケット1枚で取材に来ていたことを悔やんだ。(記者コラム)

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