しずちゃん、現役引退…山根会長「競技普及の最高の貢献者だった」

[ 2015年10月16日 05:30 ]

現役を引退した山崎静代

 お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の「しずちゃん」こと、アマチュアボクシング女子ミドル級の山崎静代(36)が現役引退したことが15日、分かった。12月18日に大阪市内で会見する予定。

 関係者によると、しずちゃんは9月に入り日本ボクシング連盟の大阪事務局を訪れ「体力の限界。引退したい」と告げた。事務局は慰留したが最終的に決断を尊重した。

 しずちゃんは11年にタレント業との掛け持ちでデビュー。ボクシング女子が初実施された12年のロンドン五輪では出場が期待されたが逃した。13年にはトレーナーの梅津正彦氏が死去。今年も引き続き、日本オリンピック委員会(JOC)の強化指定選手に指名されていたが8月のアジア選手権は体調不良で欠場していた。

 連盟の山根明会長は「本人は16年のリオ五輪まで視野に入れていた。競技普及の最高の貢献者だっただけに残念」と話した。

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