元ビートルズのリンゴ・スター 超お宝グッズ800点以上競売に

[ 2015年9月14日 21:28 ]

元ビートルズのリンゴ・スター

 元ビートルズのドラマー、リンゴ・スター(75)と女優でもあるバーバラ・バック夫人(68)が所有する800点以上の個人アイテムが「ジュリアンズ・オークション」に出品されることになった。

 きっかけは13年から14年にかけてロサンゼルスのグラミー・ミュージアムで開催されたリンゴ本人の人生と音楽をテーマにした展示イベント。それに併せてリンゴは自宅の倉庫から“記念品”を探しだしていたという。しかしその後「このたくさんの品々と自分たちは今後どう向き合っていくんだ?ほとんどが20年以上も見ていなかったし…」と苦悩。それがオークションへの出品につながった。

 目玉はリンゴ自身が1963年に購入し「キャント・バイ・ミー・ラブ」や「オール・マイ・ラビング」のレコーディングにも使ったラディックのブラック・オイスター・ドラムセットで落札価格は30万ドル(約3600万円)から60万ドル(約7200万円)。ポール・マッカートニー(73)もこのドラムで自身初のソロアルバムをレコーディングしており、それが付加価値をもたらしている。

 ただし最も高額になりそうなのは故ジョン・レノンが1964年に購入したリッケンバッカーのギターで、ジョンは68年にこれをリンゴにプレゼント。「ビートル・バッカー」とも呼ばれるこのギターの落札予想価格は、事実上のレノン・アイテム?とあって60万ドル(約7200万円)から80万ドル(約9600万円)になると見込まれている。なお総額での落札価格は500万ドル(約6億円)から1000万ドル(約12億円)。オークションは12月4日と5日に米ビバリーヒルズで行われる。

続きを表示

この記事のフォト

2015年9月14日のニュース