ビートたけし 生涯現役を宣言「居座ってやる」年齢不詳願望も

[ 2015年7月29日 15:20 ]

「予防医学のアンファー新企業CM」発表会見にゲスト出演したアンファーマン(左)とビートたけし

 ビートたけし(68)が29日、都内で行われた「予防医学のアンファー新企業CM」発表会にゲスト出演。生涯現役を宣言した。

 「芸人の世界では邪魔者になっちゃったけど、それぐらいベテランになっちゃった。あいつらがいるからずっとレギュラーがないんだ!って言われる立場になったけど、居座ってやろうかな」と威勢よく話したたけし。「向こうにダメですよねって言われるようになったらダメ。そう言われると、コメディアンは終わり。それぐらい先頭に立っていないと、頭も身体も一等賞を狙ってないと一瞬で仕事がなくなっちゃう。芸能界は仕事があるかないか、適当な仕事はできない。今のところは仕事があるので、それをなるだけ維持したい」と続けた。

 芸能界では芸人の引退の時期についてさまざまな形で話題になっている。「我々の仕事はお客が決めること。自分が現役をやりたいと言っても、やめろと言われたら辞めないといけない」としながら「自分は死ぬまでやりたい」と生涯現役を宣言した。

 コメディアンだけでなく、映画監督・俳優としての顔も持つたけし。「なるべく人の映画は見ないようにはしているんですけど、巨匠と呼ばれる人の映画を見るとちょっと落ち込む。すげえなって。映画もまた興行の力。この間の作品は自分の中では大ヒットしたのでもう1本は作れるなと。(俳優としても)いろんな監督から出てくれないかという話は来ているのでまだいいだろうと。そのためには早めに(映画に出る)態勢を作っておかないとな」と準備をしつつ、現役を続けたい意向を明かした。「舞台に出た時に年を感じない人っているけど、エンターテイメントってその人に年だって思わせちゃ、年を気にされるようなタレントはダメ。この人いくつだっけ?ってぐらいにはなっていたいと。(年齢は)わからないようにしたい」と理想の姿を告白。年齢不詳なぐらいで現役も続ける?との問いにも「そう願いたい」と話し、笑みを浮かべた。

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