たけし ワン監督作品で自作以外12年ぶり主演「変質者の役」

[ 2015年7月13日 05:30 ]

「女が眠る時」制作発表記者会見でポーズをとる(左から)ウェイン・ワン監督、忽那汐里、ビートたけし、西島秀俊、小山田サユリ

 ビートたけし(68)の主演映画「女が眠る時」の製作発表が都内で行われた。自作以外では、04年の「血と骨」以来12年ぶりとなる主演作は、ハリウッドで活躍する香港出身のウェイン・ワン監督(66)との豪華タッグ。尊敬しあう2人の巨匠はギャグの応酬で会見場を爆笑に包んだ。

 「渡辺謙です。トニー賞をもらえなくて殴ってやろうかと思ってます」と機先を制したたけしに対し、起用の理由を問われたワン監督も「ワタナベ・ケンさんと一度仕事をしてみたかった」と切り返した。

 98年に「HANA―BI」でベネチア映画祭の金獅子賞を射止めた世界のキタノ。一方、95年に「スモーク」でベルリン映画祭の銀熊賞を獲得しているワン監督。世界も注目するコラボの実現だ。

 スペインの著名な作家ハヴィア・マリアスの短編を日本を舞台に映画化。リゾートホテルを訪れた2組のカップルが繰り広げるミステリアスなサスペンスで、ワン監督は「いつかは自分も捨てられるだろうと分かっていながら、(血のつながらない)娘を10歳の頃から理想の女に育てようとビデオで撮り続ける男の話。共感の持てる変態というか、やくざ映画的な純愛映画」と説明した。

 たけしも「変質者の役」と苦笑いしながら、ワン監督の演出法が刺激になったようで「“龍三と七人の子分たち”でコテコテのお笑いを撮ったが、浅草花やしきから今度は現代美術館に行った感じ。自分のキャリアの中でも久々に緊張した現場で、いい勉強になった」と感謝した。来年公開予定。

 ≪共演陣も豪華≫共演陣も豪華。たけしの娘に忽那汐里(22)。たけしに興味を持つ作家に西島秀俊(44)、その妻にニューヨーク在住の小山田サユリ(年齢非公表)という配役。たけしは西島について「高いサバ缶のような人。開けてみて食ったらうめえなあという…」と独特の言い回しで褒めた。伊豆と都内で既に撮影は終了している。

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