「デスノート」第2話は12・3% 4・6P下落も2桁キープ

[ 2015年7月13日 09:30 ]

「デスノート」で主人公・夜神月を演じる窪田正孝(C)日本テレビ

 人気コミックを連続ドラマ化した日本テレビ「デスノート」(日曜後10・30)の第2話が12日に放送され、平均視聴率は12・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが13日、分かった。今年の民放連続ドラマの初回としては最高となる16・9%のロケットスタート。4・6%ポイント下落となったが、2桁をキープした。

 2014年の年間視聴率3冠に輝いた日テレが好調の日曜夜に新設したドラマ枠の第2弾。原作は03年12月から2年半「週刊少年ジャンプ」に連載された原作・大場つぐみ氏、作画・小畑健氏による「DEATH NOTE」。小説・テレビアニメ・ゲーム・舞台(ミュージカル)と幅広くメディア展開された。藤原竜也(33)松山ケンイチ(30)による実写映画は06年6月に前編、同年11月に後編が連続公開され、合計の興行収入が80億円を超えるヒットとなった。

 顔を知る人間の名前を書けば、その相手を死に至らしめる「デスノート」をめぐり、ノートの所有者の大学生・夜神月(やがみ・ライト)と世界一の名探偵・Lの対決を軸に描くサスペンス。映画版で藤原が演じた月役は窪田正孝(26)、松山が演じたL役は山崎賢人(20)と若手注目株が抜擢された。映画版に登場しなかったLの後継者・ニア役は優希美青(16)が演じる。

 ドラマ化にあたり、キャラクター像を変更。天才大学生の月は平凡な大学生に。Lは甘いお菓子を過剰に食べるなどの奇行を抑え、天才ぶりに焦点。新設定はインターネット上の一部で“物議”を醸した。

 第2話は、死神リュークの助言で、FBI捜査官(尚玄)に尾行されている気付いた月(窪田)。不安になり、デスノートでFBI捜査官を消し去る方法を模索し始める。その折、リュークからアイドル・海砂(佐野ひなこ)の余命がわずかだと知らされた月は、彼女の命を救うためにFBI捜査官の尾行を巻き、ある行動を起こす…という展開だった。

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2015年7月13日のニュース