日テレ 年度視聴率も3冠達成!箱根駅伝、ジブリアニメなど盤石

[ 2015年3月30日 11:30 ]

日本テレビの14年度視聴率3冠を支えた「笑点」のメンバー(左)「世界の果てまでイッテQ!」からイモトアヤコ(右上)「行列のできる法律相談所」から大渕愛子弁護士(右下)

 日本テレビは30日、2014年度(14年3月31日~15年3月29日)の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)がゴールデン(午後7~10時)プライム(同7~11時)全日(午前6時~翌日午前0時)の各時間帯で首位になり「3冠」を達成したと発表した。14年の年間視聴率(13年12月30日~14年12月28日)で3年ぶりの3冠を達成していた。

 全日が8・6%、ゴールデンが12・7%、プライムが12・8%だった。全日帯1位は11年度から4年連続となった。

 日曜夕から夜の「笑点」「ザ!鉄腕!DASH!!」「世界の果てまでイッテQ!」「行列のできる法律相談所」が毎週20%前後と圧倒的な強さは変わらず。今年に入り「笑点」は3月1日に24・2%をマークした。

 年始早々「第91回箱根駅伝」は2日に往路28・2%、3日に復路28・3%を叩き出した。

 「news every.」第3部は1月12日に番組歴代最高の15・9%を記録。夕方としては驚異的な数字で、ニュース戦争の先頭を走っている。

 2月13日の「崖の上のポニョ」が15・2%、2月20日の「風立ちぬ」が19・5%、3月13日の「かぐや姫の物語」とジブリアニメはキラーコンテンツの威力を発揮した。

 好調から“無風”の改編が続いたが、4月期から盤石の日曜夜に変化。午後10時半にドラマ枠を新設し、第1弾は「EXILE」のTAKAHIRO(30)が主演を務める「ワイルド・ヒーローズ」(4月19日スタート)。2009年3月以来、6年ぶりにドラマ3枠となる。

 黒崎太郎編成部長は「プラチナゾーン」(午後11時~深夜1時)の強化がポイントとした。土曜は新番組「マツコとマツコ」(4月4日スタート、後11・00)日曜から引っ越す「有吉反省会」(後11・30)のラインアップ。2年連続の年間視聴率3冠へ突き進む。

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2015年3月30日のニュース