松田龍平 主演映画で人生初モヒカン「普段は目立つなあ」

[ 2015年3月30日 05:40 ]

モヒカン頭に初挑戦した松田龍平

 俳優の松田龍平(31)が、初めてモヒカンヘアに挑戦した。

 主演映画「モヒカン故郷に帰る」(来年春公開)で、売れないデスメタルバンドのボーカル役。4月のクランクインに向けて髪を数カ月伸ばし、頭頂部だけ残して散髪。金色や緑色を混ぜた色に染め、強力なハードスプレーを使用してド派手なモヒカンを完成させた。

 ミュージシャンを演じた05年の映画「NANA」で髪をツンツンに立てるヘアスタイルは披露したが、モヒカンは人生初めて。このほど、宣伝用写真を撮影し、関係者によると、「普段は目立つなあ…」と照れていたという。

 同作は、「南極料理人」(09年)、「横道世之介」(13年)などを手掛けた沖田修一監督のオリジナル脚本。恋人の妊娠をきっかけに数年ぶりに故郷の広島に帰省した放蕩(ほうとう)息子と頑固オヤジのハートフルコメディー。父親にがんが見つかり、余命短い父のために奮闘する。

 4月から広島でオールロケ。松田は沖田監督と初タッグで「沖田さんの脚本は人との距離感がとても綿密に描かれていて、撮影に入るのをとても楽しみにしています。“父と息子”から“男と男”になる主人公を魅力的に演じられたらと思っています」と意気込む。父親役は柄本明(66)。松田とは初共演で「皆さんで良い作品をつくっていければ」と撮影を楽しみにしている。

 沖田監督は「誰にでもあって、いつかはやってくる話。現実はとてもシビアなので、せめて映画の中だけでもばかばかしいほどコメディーにしたい」と話している。

続きを表示

2015年3月30日のニュース