「報ステ」古舘キャスターが視聴者に謝罪 古賀氏発言「防げなかった」

[ 2015年3月30日 23:31 ]

27日の「報道ステーション」でバトルを繰り広げた古舘伊知郎キャスター(左)と古賀茂明氏

 テレビ朝日「報道ステーション」の古舘伊知郎キャスター(60)が30日に生放送された同番組で、27日に出演した元経済産業省官僚の古賀茂明氏(59)が自身の降板をめぐって官邸などを批判したことについて、視聴者に謝罪した。

 古舘キャスターは「古賀さんがニュースと関係ない部分でコメントした。このことに関して残念だと思っています」とコメント「テレビ朝日としては、こうした事態を防げなかったことを、テレビをご覧の皆さまにおわびしないといけない」と謝罪した。

 古賀氏は27日の番組で「菅(義偉)官房長官をはじめ、官邸の皆さんからバッシングを受けてきた」などとコメント。これに対して菅官房長官は30日の会見で「全くの事実無根だ。言論や表現の自由は極めて大事だが、事実に反するコメントを公共の電波を使って報道したことは、極めて不適切だ」と反論していた。

 27日の放送では古賀氏が「テレビ朝日の早河(洋)会長と(制作協力している)古舘プロジェクトの会長の意向で、私はきょうが最後」と自らの降板について言及し、古舘キャスターは「承服できない。テレビ側から降ろされるというのは違う」と反論する“バトル”となり、波紋が広がっていた。

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2015年3月30日のニュース