松山ケンイチら手応え、ベルリン映画祭で主演の「天の茶助」上映

[ 2015年2月14日 09:45 ]

ベルリン国際映画祭のディレクター(中央)からレッドカーペットで出迎えを受ける(右から)松山ケンイチさん、SABU監督ら=13日、ベルリン

 第65回ベルリン国際映画祭で13日(日本時間14日)、コンペティション部門に出品されている日本映画「天の茶助」がメーン会場で上映され、出席したSABU監督、主演の松山ケンイチと大野いとが観客から喝采を浴びた。

 映画は天界でお茶くみ係をしている天使が、恋した女性の危機的運命を変えようと、地上に降りて奮闘するファンタジックでコミカルな物語。SABU監督の小説が原作で、沖縄で撮影した。

 上映後、松山は「僕が面白いなと思うところでお客さんが笑ってくれるので、楽しくなって一緒に笑っていました」と喜び、同映画祭出品8作目で初めてコンペ部門に招かれたSABU監督は「僕の作品は軽いものが多いですが、テーマもちゃんとくみ取ってもらえたと思います」と手応えを語った。

 今年のコンペ部門は19作品で最高賞「金熊賞」を競い、審査結果は14日夜(同15日未明)の授賞式で発表される。(共同)

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2015年2月14日のニュース