「WaT」5年ぶり再始動 メジャーデビュー10周年、感謝の復活

[ 2015年2月14日 05:30 ]

代々木公園を訪れた「WaT」のウエンツ瑛士(左)と小池徹平

 ウエンツ瑛士(29)と小池徹平(29)によるデュオ「WaT」が5年ぶりに再始動する。今月25日に生放送される音楽特番で活動を再開し、CD発売や単独公演の開催を予定。今年はメジャーデビュー10周年イヤーで、ファンへの感謝の気持ちを込めた復活となる。

 今月上旬、2人は東京・代々木公園を訪れ、再始動にあたって写真を撮影。同公園はデビュー前の02年5月~翌年12月まで、毎週日曜に路上ライブを行っていた場所。「懐かしいね」「原点に返ってきた」。思い出に浸り、気持ちを新たにした。小池は「ずっと見守って、支え、応援し続けてくださったファンの皆さんにずっと感謝しています。皆さんに笑顔とキモチを届けられるように頑張ります」と、デビュー曲「僕のキモチ」にちなんだコメントを寄せた。

 解散や活動休止をしていたわけではない。互いにソロでの仕事が忙しく、10年9月にシングルを発売して以降、共同作業が難しくなった。復活の契機は昨年だった。ウエンツが「10周年の活動をすることが筋じゃない?」と持ちかけ、小池も「そうだね」と同意した。現在は新曲のデモテープを作るなどしており、来月にもレコーディングを開始する。

 今月25日にBSスカパー!で生放送される音楽特番「スカパー!音楽祭」への出演でメモリアルイヤーがスタート。夏には音楽イベントへ積極的に出演を予定している。11月に5年ぶりのシングルを発売、12月に都内で7年半ぶりとなる単独公演を開催する。

 ウエンツは昨年主演したミュージカルの稽古時、本紙の取材に「今はとにかく歌いたい。WaTもやりたいですよ」と漏らしていた。念願がかない、「僕らは貪欲に気持ちを音楽に乗せることを皆さんに誓います。ひたすらワクワク。頑張ります!」と話している。

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2015年2月14日のニュース