呉美保監督 4冠に喜び「みんなで賞が頂けたことがうれしい」

[ 2015年2月11日 05:30 ]

毎日映画コンクール受賞者(前列左から)安藤サクラ、呉美保監督、熊切和嘉監督、綾野剛(後列左から)小松菜奈、伊藤英明、鈴木京香、池脇千鶴、登坂広臣

第69回毎日映画コンクール表彰式

 「そこのみにて光輝く」で日本映画優秀賞、監督賞など最多4冠に輝いた呉美保監督(37)は「綾野(剛)さん、池脇(千鶴)さん、みんなで賞が頂けたことが本当にうれしい」と喜びを語った。

 明日への希望を見いだせない男女の愛と再生を描いた佐藤泰志氏の小説が原作。呉監督は「今は亡き佐藤さんの“海炭市叙景”を熊切和嘉監督が映画化し、評価を受けたことが今作にもつながった。(「私の男」で大賞を贈られた)熊切監督には直接お礼を言いたい」としみじみ語った。

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2015年2月11日のニュース