AKB襲撃 梅田被告公判で謝罪も…標的選び「なんとなく」「適当」

[ 2014年12月2日 05:30 ]

 岩手県滝沢市で5月、AKB48のメンバーら3人を切りつけたとして、傷害などの罪に問われた青森県十和田市の無職梅田悟被告(24)は1日、盛岡地裁(岡田健彦裁判長)で開かれた公判の被告人質問で「自分勝手なことをして反省している。八つ当たりして、メンバーやスタッフらに迷惑を掛けた」と謝罪した。

 動機については「就職活動がうまくいかず、収入がないつまらなさが原因。女の人は弱いと思い、狙った」と述べた。一方、AKB48メンバーを選んだ理由を尋ねられると「なんとなく」「適当です」「分からない」などとあいまいな答えを繰り返した。

 公判では被害者の調書が証拠採用された。検察側が読み上げ、メンバーの川栄李奈(19)が「(最初から)普通のファンとは違うと思った。何度も何かを振り下ろしてきたので“殺されるかも”と床をはって逃げた」と述べたことを明らかにした。

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2014年12月2日のニュース