文太さん 同じ姓の菅原道真まつる太宰府天満宮で家族葬

[ 2014年12月2日 05:30 ]

菅原さんの葬儀が執り行われた太宰府天満宮の祖霊殿

 菅原文太さんの葬儀が執り行われた太宰府天満宮は、学問の神として知られる菅原道真公をまつる全国の天満宮の総本宮。道真公の墓所でもある本殿は、重要文化財に指定されている。901年に右大臣の藤原時平らの陰謀によってこの地に左遷され、903年に亡くなった左大臣道真公をまつるため919年に竣工(しゅんこう)。1000年以上を経た今も、毎年200万人を超える受験生などが訪れるだけでなく、全国の「菅原」姓を持つ人たちが氏神として愛着を持つ風習のようなものができている。

 11月30日に営まれた文太さんの家族葬。天満宮の禰宜(ねぎ)は参列した人数などについてはプライベートのこととして明かさなかったが、「菅原さんのご遺体を前に、神道にのっとった形で、午後に滞りなく行われました」と本紙に語った。

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2014年12月2日のニュース