「よしもと漫才劇場」オープン 若手芸人400組で“総力戦”

[ 2014年12月2日 09:30 ]

 本格的な漫才師を育成するための吉本興業の新劇場「よしもと漫才劇場」(大阪市中央区)が1日、オープンした。お披露目公演は7日まで計20公演行われ、各公演に20組の若手芸人が出演。「プリマ旦那」ら総勢400組800人が登場する“総力戦”となる。

 吉本によると、これだけの芸人が次々と日替わり出演することは異例で、新劇場の村野裕亮支配人は、「大阪所属の若手芸人が全員出演する。吉本では過去に例がない規模」としている。

 オープニングセレモニーにはこの日発足した上方漫才協会の中田カウス会長(65)、副会長の中田ボタン(66)が登場。NSC出身で師匠がいない若手の支援を目的とするもので、カウスは「芸の師匠を務めさせていただき、若手にも自分にも厳しく精進したい」と次世代のスター育成に意欲をみせた。

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2014年12月2日のニュース