健さんに続く訃報 千葉真一ショック「日本の宝ですから…寂しい」

[ 2014年12月2日 05:50 ]

1973年1月、映画「仁義なき戦い」の撮影に臨む菅原文太さん(左から3人目)、サングラス姿の松方弘樹(左端)ら出演者たち

菅原文太さん死去

 ▼梅宮辰夫(「仁義なき戦い」で兄弟分役など)誠に悲しい知らせが届き、先日に続いてまたぼうぜんとしております。過日、新幹線の中で会って彼の農園を見に行く約束をしていたのに。昭和の劇場映画スターが一人二人と消えていくのが悲しいばかりです。昭和の映画の話を心行くまでするつもりでおったのに…。そのうち会おうぜ、その時にな!!心よりご冥福を祈ります。

 ▼千葉真一(「仁義なき戦い 広島死闘篇」などで共演)参りました。しばらく会ってはいなかったけれど、元気で頑張っていると信じていた。まさかとしか言いようがない。(寄る年波は)どうにもならないんですかねえ。ショックがあまりに大きい。(高倉)健さんに続いてなので、自分がめいってしまいます。お二人とも日本の宝ですから、寂しい、その一語です。

 ▼伊吹吾郎(「仁義なき戦い」で舎弟役)撮影現場では演技論を語ったりするが、素顔はシャイで照れ屋。酒を飲める人なので、夜はハチャメチャでしたよ。ある映画のロケで離島に行ったとき、僕の乗った小舟が沖に流されたとき、ロープを肩にかけて、岸から100メートルくらい泳いで助けに来てくれたのが印象に残っています。

 ▼北大路欣也(「仁義なき戦い 広島死闘篇」などで共演)激しく、熱い、文太さんの波動が忘れられません。合掌。

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2014年12月2日のニュース