北島三郎、文太さん悼む「離れていても兄弟と親しんでくれた」

[ 2014年12月2日 08:20 ]

菅原文太さんとの思い出を語る北島三郎

 映画「兄弟仁義」シリーズで菅原文太さん(享年81)と共演した歌手北島三郎(78)は「離れていても“兄弟、兄弟”と親しんでくれた」と悼んだ。

 1日、都内で行われた作曲家遠藤実さんの七回忌をしのぶ会に出席。取材陣から文太さんとの思い出を聞かれ、映画「修羅の群れ」の撮影時を挙げ「文ちゃんが監督にずっと文句を言ってて、撮影が止まったままになった。そこで“いいかげんにしろよ。日が暮れちまうぞ”と怒ると、文ちゃんが“ああ、分かった分かった”って、撮影が再開したんだ」。文太さんは3歳年上だが、何でも言い合え、「いい友が旅立ってしまった」と悲しんだ。

 五月みどり(75)は約1カ月前にテレビ番組の収録現場で会い「具合が悪そうだった」と明かした。

 ▼宇梶剛士(弟子の俳優)18歳のときに弟子にしていただきました。若き日に、いつも静かに本を読んでいる親父から、俳優の在り方を学んだように思います。俳優としての礎であり、仕事を得られるようになってからも、多くの言葉をいただきました。そして、菅原文太という人は、いつも弱き者の味方でした。親父に背かぬように生きていきます。

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2014年12月2日のニュース