藤山直美 原点回帰誓った「ぐちゃぐちゃにしちゃうのは失礼」

[ 2014年7月3日 07:51 ]

舞台「八月喜劇夏祭り」制作発表に出席した(左から)河原崎権十郎、藤山直美、田村亮

 女優の藤山直美(55)が2日、京都市内での主演舞台「八月喜劇夏祭り」(8月1日~25日、京都南座)の制作発表で、上方喜劇への原点回帰を誓った。

 演目は父で昭和の喜劇王、故藤山寛美さんも演じた「紺屋と高尾」のアレンジ作「紺屋 恋の道中みやげ」と、寛美さんの代表作で直美の当たり役でもある「はなのお六」で、「50歳を過ぎたころから上方喜劇を大事にしたいという思いが強くなった」と力説。「偶然、父親の娘に生まれ、私の代で(上方喜劇を)ぐちゃぐちゃにしちゃうのは失礼。箸置きに箸を1回戻してから、みたいな感覚で、1回基本に戻る」と意気込んでいた。

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2014年7月3日のニュース