ASKA被告「二度と同じ過ちしない」謝罪と決意のコメント発表

[ 2014年7月3日 17:55 ]

拳を握り、報道陣の前で礼をするASKA被告

 覚せい剤取締法違反(所持と使用)などの罪で起訴された「CHAGE and ASKA」のASKA(本名宮崎重明)被告(56)が3日午後、保釈された後、弁護士を通じて書面でコメントを発表。「今回の事件でご迷惑をおかけしましたことについて心よりおわび申し上げます」などと謝罪し「私は二度と同じ過ちをしないと決意しています」と心境をつづった。

 ASKA被告はこの日午後4時53分、黒のスーツにネクタイを締め、眼鏡をかけた姿で登場。警視庁東京湾岸警察署の正面玄関前で5秒ほど深く頭を下げ、無言で迎えの白のワゴン車に乗り込み、走り去った。謝罪の言葉はなかったが、その後、弁護士を通じて書面でコメントを発表した。

 「おわびの言葉」と題した文章。「この機会にこれまで私の音楽を聞いてくださったファンの皆さま、関係者の皆さまに、今回の事件でご迷惑をおかけしましたことについて心よりおわび申し上げます」と謝罪。
 
 「私は二度と同じ過ちをしないと決意しています。その決意をさらに強くしていくために、私は裁判まで医師の指導を受けます。そして自分に向き合いたいと思います」と治療に臨むことを明らかにした。

 最後も「現在は裁判を待つ身でありますので、この書面をもって私の気持ちを伝えさせていただきます。どうかご理解ください。皆さまにご迷惑とご心配をおかけしておりますことを重ねておわび申し上げます」と締めくくり、謝罪を繰り返した。

 5月17日の逮捕から48日目。弁護人が6月30日に東京地裁に保釈を請求してから4日目。保釈保証金は700万円。この日午前、保釈が決まった。ASKA被告は、自宅で覚せい剤と合成麻薬MDMAを所持した、などとして2回起訴され、8月28日に東京地裁で初公判が開かれる。

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2014年7月3日のニュース