天国でも映画を…佐藤浩市 父・三国さんと最後の別れ

[ 2013年4月17日 16:20 ]

三国連太郎さんの葬儀・告別式で唇をかみしめる長男の佐藤浩市(右)

 14日に90歳で死去した俳優の三国連太郎さんの葬儀・告別式が17日、静岡県沼津市にある三国さんの別荘で営まれ、喪主を務めた長男で俳優の佐藤浩市(52)が「きっとあちらの世界でも映画を撮り続けるでしょう」と亡き父に思いをはせた。

 葬儀は近親者による密葬として行われ、代表作「釣りバカ日誌」シリーズで共演した浅田美代子(57)らも参列した。

 出棺の際に浩市は、位牌を手にした三国さんの妻佐藤友子さん、笑顔の遺影を抱えた浩市の長男らと並んであいさつ。

 「三国は、もう一度現場に立ちたいとどれだけ思っていただろう」としのび、「そう考えると『おまえ、今日のことを思い出してみろ。そうしたら雑な芝居も不遜な芝居もできないだろう』と、最後にまた三国連太郎に教えられた気がします」と一言ずつ、かみしめるように話した。

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2013年4月17日のニュース