ポール・マッカートニー やっぱりヨーコに「うんざり」していた

[ 2013年3月27日 15:25 ]

当時はオノ・ヨーコをうんざりしていたと語ったポール・マッカートニー(右)。左はナンシー・シェベル夫人

 ポール・マッカートニー(70)がザ・ビートルズのレコーディングにオノ・ヨーコさんが足しげく参加していたことに当時、「うんざり」していたと明かした。

ポールによれば、ジョン・レノンの妻であるヨーコさんは1968年頃にビートルズのレコーディング・セッションに定期的に参加していたようで、ポールはヨーコさんがリンゴ・スターやジョージ・ハリソンを含めバンド内の空気に変化を及ぼしていたことに気づいていたという。 

 昨年10月にはビートルズの解散はヨーコさんのせいではないとも明言していたポール。だが、今回改めて英国の月刊音楽誌のQ誌に語っている。

 「僕らはほら、ああいうしっかりまとまったグループだったからさ。でもジョンがその当時ヨーコにかなり惚れ込んでいたのは事実だから、今思えば、ジョンは新しく手に入れた自由をエンジョイして、ワクワク気分だったんだろうなと思うよ」「でもヨーコがスタジオに現れて、何もしないでチョコンと僕らの真ん中に座られてもねって感じだったよ。今でも僕らはそのことにウンザリしていたと認めざるを得ないよね」。

ただ、やはりポールは今回も1969年の解散はヨーコさんのせいではないと念を押ししている。

「当時を振り返ると、(僕とヨーコは)この問題を確かに話し合っていたんだ。このことが僕らにとってプラスではなかったことを彼女はキチンと悟ってくれていたんじゃないかなって思うよ。でもまあ、色々あったことは僕らにとっては良い面もあったさ、本当にね。当時はでも、あんまり深く考えなかったのさ」 。

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2013年3月27日のニュース