巨人が今季初の引き分け 1―1の延長10回前に雷雨中断→コールド終了 先発・山崎伊織が快投&1打点

[ 2024年4月16日 21:18 ]

セ・リーグ   巨人1―1阪神 ( 2024年4月16日    甲子園 )

<神・巨>10回表、降雨コールドゲームとなった甲子園球場の上空に稲妻が走る(撮影・北條 貴史)
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 巨人が今季初の引き分け。今季初となる甲子園での伝統の一戦は1―1で延長に入ったところで、激しい雨と雷のため一時中断された。そのまま試合は再開されずコールドで引き分けとなった。今季3度目の先発となった山崎伊織投手(25)は3回に自らのバットで先制点を挙げたが、1―0の7回に1点を失い力投実らず今季2勝目はならなかった。

 6回まで4安打無失点と甲子園のマウンドで力投を見せていた山崎伊が1点リードの7回につかまった。先頭のノイジーに左前打を打たれ出塁を許すと、阪神ベンチはノイジーに代走・植田を送る。坂本が犠打で1死二塁とすると、木浪の投ゴロをフィルダースチョイスでオールセーフとし1死二、三塁のピンチを招いた。先発・村上の打席で代打・糸原。ライナー性の右飛に打ち取ったが、三走・植田がタッチアップで際どいセーフ判定となった。阿部監督がリプレー検証要求も判定は覆らず。植田の好走塁もあり同点に追いつかれた。

 0―0の3回、先頭の“相棒”岸田が昨季セ・リーグMVPの先発右腕・村上から右中間へチーム初安打となる二塁打を放つと、吉川の中飛で岸田が三塁へタッチアップ。1死三塁のチャンスで打席に立った山崎伊は、村上が投じた3球目の内角低めに落ちるフォークをうまく拾い中前に先制打を放った。

 しかし、自らが叩き出した1点を守り切ることができず、7回100球を投げ5安打4奪三振1失点。8回のマウンドには2番手の船迫が上がった。船迫、バルドナードが点を与えず延長に突入も、直後に雷雨のため中断。その後にコールドゲームが宣告され、今季15試合目で初の引き分けとなった。打線は8安打で山崎伊の叩き出した1点だけ。投手陣は3投手で6安打1失点だった。
 
 ▼山崎 野手の方に助けられたところがいっぱいありましたが、最後は粘れず申し訳ないです。

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