ヤクルト・清水がまた背信…高津監督「強い精神力をもっていかないとプロのリリーフとして厳しい」

[ 2024年4月16日 22:27 ]

セ・リーグ   ヤクルト2ー3中日 ( 2024年4月16日    バンテリンD )

<中・ヤ>交代を告げにベンチから出る高津監督(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 ヤクルトが敵地で首位・中日に痛恨の逆転負けを喫し、チームの連勝は2でストップした。

 今季初先発となった球界最年長・石川が5回6安打無失点と力投したものの、援護に恵まれずに0―0のまま降板して勝ち負けはつかなかった。

 打線は7回に2点を奪って逃げ切りを図ったが、8回から登板した4番手・清水が誤算だった。先頭の代打・大島に右翼線二塁打から1死三塁のピンチを招き、田中の中前適時打で1点差に。続く上林にも右翼線二塁打を浴びたところで交代を告げられた。火消し役として送り込まれた木沢も暴投や細川に適時中前打を浴び、この回だけで3点を失って一気に試合をひっくり返された。

 清水は今季7試合目の登板で早くも3敗目を喫した。防御率10・50と安定感を欠いており、高津監督は「いろいろ原因はあると思います」と指摘した上で「今シーズンはちょっと続いているのはこちらも気にするし、本人も気になっていると思う。リリーフなので、また寝て起きたら投げないといけない仕事なので、ああだこうだ言ってられない。呼ばれたらマウンドにいくしかないので。それぐらいの強い精神力を持っていかないと、プロのリリーフとしてやっていくのは厳しいでしょうね。こんなんでへこたれるとは思っていないですけど」と奮起を求めた。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年4月16日のニュース