阪神・中野　中前適時打で今季初打点「1点を早めに返せたのは、良かった」

セ・リーグ   阪神3ー5DeNA （ 2024年4月2日    京セラD ）

＜神・D＞初回無死三塁、中前適時打を放ち、ベンチに向かってポーズを決める阪神・中野（撮影・北條　貴史）
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　阪神・中野が今季初打点を挙げた。4点を追う初回。三塁打の近本を塁に置いて中前適時打。1ストライクから、初対戦となったジャクソンのチェンジアップを泳ぎ気味に運んだ。

　「チームとしても、1回裏に1点を返す、返さないでは全然違うと思う。チームの流れ的にも、1点を早めに返せたのは、良かったかなと思う」

　その後の二盗は失敗に終わったものの、この1本がワンサイドに転落しかねない流れを防いだといえた。先頭で回ってきた6回は四球を選ぶ粘りも見せた。「あのままあっさり終わるのと終わらないのとでは相手に与える印象や、チームの勢いが全然違う。負けはしたが、粘り強くいいゲームができたと思う」

　最終的には2点差まで追い上げたことに、価値を見いだした。