西武・松井監督 ドラ1・武内のプロ初登板初勝利をべた褒め「マウンドの姿が本当に堂々としている」

[ 2024年4月3日 22:47 ]

パ・リーグ   西武3-0オリックス ( 2024年4月3日    ベルーナD )

<西・オ>初勝利しウイングボールを手に松井監督(右)に祝福される武内(撮影・久冨木 修) 
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 西武の松井稼頭央監督(48)が、プロ初登板で初勝利を挙げたドラフト1位・武内夏暉投手(22)を“べた褒め”した。

 7回1安打無失点、二塁すら踏ませない衝撃デビューの内容に、「初登板で緊張しているのかなと思ったんですけど、それを感じさせない堂々とした投球だった。毎イニング先頭打者を抑えながら、粘り強く投げてくれていた」と振り返った。

 球場は白い息が出るほどの寒いコンディションの中、内角を突く制球の良さが光った。4回にはオリックスの主軸、杉本、森、頓宮を3者連続三振とした。「コントロールが武内のいいところでもありますし、打者のタイミングを外しながら投げる投球も含めて、とても初登板とは思えない堂々としたピッチングだったと思います」とうなずいた。

 今季の12球団新人では初勝利一番乗り。キャンプ、オープン戦と順調に調整を重ねてきたドラ1左腕に指揮官は「マウンドさばきもそうですし、マウンドの姿が本当に堂々としている。自分のテンポで主導権を握って、しっかり投げてくれるんじゃないかと思いますね」と評し、「コントロールがいいのもありましたけど、イニングの先頭を全て抑えているという意味でもストライク先行、ボール先行になっても自分の投球ができていたと思う」と新人離れした投げっぷりに感心しきりだった。

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