2月に本紙企画に協力してくれた西武・平良 肌で感じた「数字で可視化される近年の野球界」

[ 2024年4月3日 05:30 ]

パ・リーグ   西武2-1オリックス ( 2024年4月2日    ベルーナD )

平良(左)に指導を受ける福井記者(撮影・西尾 大助)

 【記者フリートーク】2月のキャンプで記者は平良の協力を得て、弾道測定器「ラプソード」で投球データを計測した。回転数、回転軸など、投球の全てが数字で可視化される近年の野球界を肌で感じた。平良の助言を受け、手首の向きを変えただけで球速が5キロアップするなど、仰天するばかりだった。

 記者の最速は113キロ。紙面を見た友人から「意外とスピード出ているね」と少し反響があった。後日、指導のお礼を言うと、平良は「少しでもラプソードの使い方が広まって、アマチュア選手も積極的に使ってもらえると野球界の発展になる」と語った。ツーシームやジャイロスライダーなど新球は、全てラプソードの数値から計算して開発。その過程を知ることができ、野球の見方が変わった。(西武担当・福井 亮太)

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