関学大が立命大に1点差辛勝　石井主将「こういう展開は想定内だった」エース坂本安不在も投手陣まとめる

関西学生野球秋季リーグ　2回戦   関学大6―5立命大 （ 2023年9月3日    わかさスタジアム京都 ）

＜立命・関学＞7回、関学大・石井は中前適時打（撮影・井垣　忠夫）
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　関学大は立命大に1点差で辛勝。6―2から7回に2点、8回には1点とじわじわ迫られる展開も、逃げ切りに成功した。「4番・捕手」で先発した主将・石井雄也（4年）は「もともとこういう展開は想定内だった。追い上げられても誰ひとり焦っていなかった」とうなずいた。

　関学大は今春のリーグ戦、7試合30回1/3で防御率0・59の成績を残し最優秀投手賞を獲得した右腕・坂本安司（2年）が右手指のケガで出遅れ。女房役の石井は「安司に頼りすぎていた部分があった。ウチ投手陣は持っているものを出せば抑えられる」と投手陣とコミュニケーションを取り、結束力を高めてきた。

　1勝1敗のタイに持ち込んだ第1節。4日の3回戦に向け「今日の試合は春だと落としていた展開。しっかり粘れたので、明日も勝ちきりたい」と力強く誓った。