巨人・松井颯が1軍復帰 支配下登録の新人全6選手が1軍に勢ぞろい 原監督「全員で戦う」

[ 2023年9月3日 15:30 ]

巨人・松井颯
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 日本野球機構(NPB)は3日、セ・パ両リーグの出場選手登録および抹消を発表し、巨人は前日2日に登録されたばかりの三上朋也投手(34)と、同日のDeNA戦(横浜)で初回3失点KOされた横川凱投手(23)の登録を抹消。井上温大投手(22)と松井颯投手(22)を登録した。井上は同日行われるDeNA戦(横浜)に予告先発する。

 この結果、現在支配下登録されている巨人の新人全6選手が1軍に勢ぞろいする快挙となった。

 巨人は前日2日にドラフト2位・萩尾匡也外野手(22=慶大)を出場選手登録。昨秋のドラフトで指名した新人全5選手が1軍にそろった。

 そして、同日に行われたDeNA戦(横浜)に全員そろって試合出場。ドラフト1位の浅野翔吾外野手(18=高松商)が「1番・右翼」で、同4位の門脇誠内野手(22=創価大)が「8番・二塁」に入ってそれぞれ先発出場すると、ドラフト2位の萩尾は2回に代打で登場し、同3位・田中千晴投手(22=国学院大)は2回から2番手として3イニングのロングリリーフ。同5位・船迫大雅投手(26=西濃運輸)は5回から3番手としてマウンドに上がり、同一試合に5人の新人が同時出場するという快挙を成し遂げた。

 試合後、巨人の原辰徳監督(65)は「全員で戦うというね。そういうチームですから。浅野もヒットは1本かな。1本だけど、感じよく打ってるしね。まぁ、また明日から頑張ります」と話していたが、昨秋の育成ドラフト1位で入団して5月に支配下登録された松井も1軍再合流。これで、現在支配下登録されている新人全6選手が1軍にそろった。

 松井は5月21日の中日戦(東京D)でプロ初登板初先発し、3回まで完全投球を見せるなど5回2安打無失点と好投してプロ初勝利をマーク。育成出身の新人が初登板で初勝利を挙げるのは2018年のソフトバンク・大竹耕太郎(現阪神)以来5年ぶりNPB2人目、セ・リーグ初となる快挙を達成していた。

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