DeNA、知野の3点差逆転代打満塁ホームランは球団史上初！変則両手「デスターシャ」も披露！

セ・リーグ   DeNA7―8巨人 （ 2023年9月3日    横浜 ）

＜D・巨＞2回、代打・知野は満塁本塁打を放ち出迎えを受ける（撮影・西尾　大助）
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　DeNAの5年目・知野直人内野手が、1―4の2回無死満塁で今季1号の代打逆転満塁ホームランをマーク。「打った感触は良かったんですが、打球が上がり過ぎていたので“犠牲フライかな”くらいに思っていたが、まさかホームランになるとは。なかなか試合に出場する機会がない中で、最高の形にはなった」と声を弾ませた。

　試合には敗れたが、知野にとっては十分なアピール。ここまで24試合に主に代走、守備固めで出場しているだけに、今季1号の快弾に「僕は代打ではなく、違う役割がここまであった。だから、あの場面で代打に送られたことがうれしかった」と興奮は続いた。

　球団では、代打逆転満塁弾を3点差劣勢の「釣り銭なし」で放つのは初。代打逆転満塁弾は、19年6月9日西武戦の楠本以来、5人目で6本目となった。

　ホームラン後の「デスターシャ」は両手で行う変則バージョンも披露。「ファンの方も“知野がやるの？”とわかっていない様子なので、今度は完璧にやりたい」と続けた。