3位DeNA“ミスの連鎖”で手痛い逆転負け…CS争い直接対決3タテ逃し、4位巨人とゲーム差3に縮まる

[ 2023年9月3日 20:50 ]

セ・リーグ   DeNA7―8巨人 ( 2023年9月3日    横浜 )

<D・巨>9回、岸田の打球を牧が捕球できず、安打に(撮影・島崎忠彦)
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 3位・DeNAは3日、本拠での巨人戦(横浜)に7―8と敗れ、連勝が4でストップ。守備の乱れから失点を重ね痛恨の逆転負け。クライマックスシリーズ出場となる3位内確保へ大事な“直接対決”での3タテを逃し、4位・巨人とのゲーム差が3に縮まった。

 試合は先発の浜口が乱調で2回までに4失点。1―4とリードを許すも2回、満塁の絶好機に代打で出場した知野が値千金の1号逆転満塁弾。これには起用したベンチの三浦監督も両手を叩き、満面の笑顔で大喜び。打った知野も雄叫びを上げ感情を爆発。5―4と一気にひっくり返した。

 さらに21年5月26日のオリックス戦以来、830日ぶりに飛び出した知野のプロ2本目の本塁打によって勢いに乗った打線が爆発。打者一巡12人の猛攻で7安打6得点。7―4とリードを奪った。

 リリーフ陣は2番手の宮城が5回、岡本和に3戦連発の37号ソロを浴びるなど2失点。1点差に迫られたが、6回は3番手・山崎が2死一、二塁のピンチで坂本を見逃し三振に仕留め無失点で切り抜けた。

 しかし、8回に失策が絡み1失点。5番手エスコバーが2死から長野を三ゴロに打ち取ったかに見えたが、三塁手の宮崎が一塁へ悪送球。2死二塁となってしまうと丸に右前適時打を浴び、7―7の同点に追いつかれた。

 9回は2死一塁から岸田のフライを二塁手・牧が打球に追いつきながら捕球できず。さらに打球処理をもたつき3度も“お手玉”してしまったため、一走の吉川が三塁まで進塁。ここで6番手・上茶谷が2死一、三塁から門脇に左前適時打を浴び勝ち越しを許し、3敗目を喫した。牧のプレーは記録上失策ではなく安打となったが、これが結果的に勝敗を分けることになってしまった。

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