マツゲン箕島がサヨナラ発進 延長10回に阪神・村上と高校同期・青木がV打

[ 2023年9月3日 05:15 ]

第47回全日本クラブ野球選手権大会第1日   マツゲン箕島硬式野球部4―3所沢グリーンベースボールクラブ ( 2023年9月2日    三条パール金属スタジアム )

<所沢グリーンベースボールクラブ・マツゲン箕島硬式野球部>サヨナラ適時打を放ったマツゲン箕島硬式野球部の青木
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 3球場で開幕し、1回戦8試合が行われた。19年大会覇者のマツゲン箕島硬式野球部(近畿)は延長10回1死満塁から青木雄大外野手(25)の左前適時打でサヨナラ勝ち。大会連覇を目指す大和高田クラブ(近畿)なども2回戦に進出した。

 執念の打球が三遊間を抜けた。3―3でタイブレークにもつれこんだ延長10回1死満塁、青木が前進守備の内野を抜けるサヨナラ打だ。「自分は足が速いので三遊間にゴロを打つ練習をしてきた」。50メートル走6秒0の俊足を生かして5回もバント安打を決めるなど3安打で勝利に貢献した。

 大経大から入団3年目の25歳。智弁学園では16年の選抜に出場し、阪神・村上らと頂点に立った。村上とは現在もLINEで連絡を取り合う仲だが「年末に“メシ食べよう”と打つけど、実現しなくて」という。今大会を制覇すれば18年ぶりのリーグ優勝に向けて歩を進めている阪神よりも一足早く美酒を味わえる。「そうなれば、“先に日本一になったわ”と打てます」と目を輝かせた。(伊藤 幸男)

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